佐野元春

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THE BARN DELUXE EDITION(2018)

●DISC ONE : Blu-Ray
THE BARN TOUR '98 LIVE IN OSAKA
2018 REMASTERED EDITION
01. ヤング・フォーエバー
02. 風の手のひらの上
03. ヘイ・ラ・ラ
04. どこにでもいる娘
05. 誰も気にしちゃいない
06. マナサス
07. ドライブ
08. ドクター
09. So Goes The Song(Love Planets)
(featuring John Simon)
10. 7日じゃたりない
(featuring John Simon and Garth Hudson)
11. ロックンロール・ハート
(featuring John Simon and Garth Hudson)

●DISC TWO : DVD
THE WOODSTOCK DAYS
01. Interview & Document 1
02. ドクター
03. Interview & Document 2
04. 風の手のひらの上
05. Interview & Document 3
06. ヤング・フォーエバー
07. Interview & Document 4

●DISC THREE : ANALOG RECORD

SIDE A
01. 逃亡アルマジロのテーマ(Instrumental)
02. ヤング・フォーエバー
03. 7日じゃたりない
04. マナサス
05. ヘイ・ラ・ラ
06. 風の手のひらの上
Side B
01. ドクター
02. どこにでもいる娘
03. 誰も気にしちゃいない
04. ドライブ
05.
ロックンロール・ハート
06. ズッキーニ ホーボーキングの夢
(Instrumental)


THE BARN DELUXE EDITION
GT MHXL 43-6(1Blu-ray+1DVD+アナログレコード+写真集)
オリジナル・リリース 2018.3.28

チャート最高位60位

佐野元春がホーボーキングバンドを従えて1997年にアメリカ・ウッドストックにてレコーディングしたアルバム『THE BARN』の発売20周年を記念した特別編集盤。

今回はソニー・ミュージックダイレクトから完全生産限定盤としての発売で、1998年の全国ツアー最終公演を記録した『THE BARN TOUR '98 LIVE IN OSAKA』のブルーレイ・ディスク、ウッドストックでのレコーディング・ドキュメンタリーを収めたDVDの映像作品に加え、テッド・ジェンセンによるデジタル・リマスタリング音源を使用し、バーニー・グランドマンがカッテングした『THE BARN』のアナログ・レコード、そしてエリオット・ランディと宮本敬文により撮影された156ページの写真集という構成のボックス・セット。

『THE BARN TOUR '98 LIVE IN OSAKA』はブルーレイ化の際にデジタル・リマスタリングを施して再編集。初公開になる「マナサス」を追加している。ボックス・セット封入のライナー・ノーツには長門芳郎による『THE BARN』関連人脈録と、今回新たに書き下ろされた萩原健太の全曲解説が掲載されている。


特別編集盤と最初に書いたがソニー・ミュージックダイレクトが運営する中高年向けの音楽と映像を発信するウェブサイト「OTONANO」と連動した企画盤というのが正しいのかもしれない。現にライヴハウスで行っているライヴ絶饗上映では今年1月に『THE WOODSTOCK DAYS』と『THE BARN TOUR '98 LIVE IN OSAKA』の一夜限定プレミアム上映会がZEPP東阪で行われた。

プレミアム上映会では佐野元春がアルバム『THE BARN』や上映作について観客に語るトークショーも併せて開催された。1990年代の後半、日本はダンス・ミュージックの隆盛期で打ち込み系のコンピューター・サウンドが世を席巻していた。そうした音楽シーンに対して天邪鬼な性格が出てあえてルーツ・ミュージックに向かったのだと話していた。

ちょうど今から2年前に佐野元春の'90年代の作品がデジタル・リマスタリングされて再発になった。当時のレギュラー・ラジオ・プログラム「SOUND AVENUE 905 MOTOHARU RADIO SHOW」では'90年代にアメリカのカントリー・ミュージック界から出てきたオルタナティヴ・カントリーのながれを紹介しつつアルバム『THE BARN』の楽曲を番組でオンエアした経緯がある。

番組のプレイリストに名を連ねたのはカウンティング・クロウズ、ウォールフラワーズ、アンクル・テュペロ。そしてアンクル・テュペロから派生したサン・ヴォルト、ウィルコ。オルタナティヴ・カントリー、実際に日本ではそんなに注目された動きではなかったと思う。

佐野元春には実質結成一年のホーボーキングバンドによるリアルなバンド・サウンドを奏でたいという思いがあり、ジョン・サイモンを共同プロデューサーに迎えウッドストックでレコーディングを行った。オルタナティヴ・カントリーのながれの中には自身も楽しめるサウンドがあり、ファンには受け入れてもらえるだろうと考えていたが、実際の売り上げはあまり芳しくなかったそうだ。


完全生産限定盤 税抜価格14,000円。

OTONANO 『THE BARN DELUXE EDITION』特設サイト
http://www.110107.com/s/oto/page/thebarn?ima=1922

  
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