|
佐野元春 with THE HEARTLAND See Far Miles Tour Part.I |
||||||||
| 1992年3月27日(金) 大阪厚生年金会館大ホール 3階J列69番 佐野元春(Vocal/Guitars)， 長田進(Guitars)， 小野田清文(Bass)， 阿部吉剛(Piano)， 西本 明(Keyboards)， 古田たかし(Drums) The Tokyo Be-Bop 石垣三十郎(Trumpet)， ボーン助谷(Trombone)， ダディ柴田(Saxophone) Set List 01 See Far Miles Theme 02 New Age 03 彼女が自由に踊るとき 04 99 Blues 05 マンハッタンブリッヂにたたずんで 06 誰かが君のドアを叩いている 07 Rainbow In My Soul 08 ジュジュ 09 ナポレオンフィッシュと泳ぐ日 10 Heart Beat 11 ぼくは大人になった 12 新しい航海 13 Wild Hearts 14 Rock & Roll Night 15 君を探している(朝が来るまで) 16 Someday 17 アンジェリーナ 18 Individualists Encore 19 おれは最低 20 愛のシステム 21 約束の橋 22 彼女はデリケート 23 ジャスミンガール 1991年、父親の死を契機に、佐野元春は音楽活動からしばらくの間、遠ざかることになる。会社を経営していた佐野元春の父には借金があったともいわれている。さまざまな問題が遺族に残され、それを佐野元春は弁護士とともに解決しなければならなかったそうだ。そんなブランクのあと、レコードを持たないツアーがはじまった。See Far Miles Tour。佐野元春は髪の毛を短く切っていた。それから一度ハートランドから離れた西本明が戻ってきた。 この頃の僕は、佐野元春のCDは相変わらず購入していたものの、少しずつ気持ちは離れていた。ロックよりはワールド・ミュージックのほうに音楽の楽しみを見つけていた。国内の音楽でも坂本龍一や矢野顕子のライヴに足を運ぶようになったのもこの頃からだ。 「Individualists」の最後は、東京Be-Bop、古田たかし(首から小太鼓をぶらさげている)、佐野元春(ハーモニカ)がステージ上をパレード。鼓笛隊というか、ちんどん屋さんというか(笑)。アンコールで思いがけず伊藤銀次が現れた。間奏で「ラ・バンバ」がフィーチャーされる「彼女はデリケート」が披露された。 |
|||||||||
| 佐野元春 with THE HEARTLAND See Far Miles Tour Part.II |
|||||||||
| 1992年11月18日(水) 大阪フェスティバルホール 2階H列R14番 佐野元春(Vocal/Guitars)， 長田進(Guitars)， 小野田清文(Bass)， 阿部吉剛(Piano)， 西本 明(Keyboards)， 古田たかし(Drums)， Melodie Sexton（Back Vocal）， Maxayne Lewis（Back Vocal） The Tokyo Be-Bop 石垣三十郎(Trumpet)， ボーン助谷(Trombone)， ダディ柴田(Saxophone) Set List 01 See Far Miles Theme 02 ぼくは大人になった 03 New Age 04 Heart Beat 05 誰かが君のドアを叩いている 06 ボヘミアン・グレイブヤード 07 ミスター・アウトサイド 08 Sweet 16 09 Rainbow In My Soul 10 Wild Hearts 11 Rock & Roll Night 12 約束の橋 13 Someday 14 新しい航海 15 Individualists Encore 16 君を探している(朝が来るまで) 17 99 Blues 18 Christmas Time In Blue 19 彼女はデリケート 十代の頃に一緒になって佐野元春を聴いていた友人たちと聴きに行った。僕を含めて三人。仕事が忙しくなり三人揃うことはこれ以後無くなってしまったのが残念だ。終演後に食事をして楽しい時間を過ごした。 ほとんどライヴの記憶が残っていない。コーラス隊の参加に驚き、僕は浦島太郎のような気持ちになっていた。 ハートランドで演奏される「Christmas Time In Blue」が好きだった。たぶん、佐野元春は「ちょっと時期が早いかもしれませんが.....」なんて言いながら歌ったことだろう。僕はいつも夢みごこちになり、このまま時が止まれば、永遠にこの場所で「Christmas Time In Blue」を聴いていられるのにと思っていた。 |
|||||||||
| 佐野元春 with THE HEARTLAND The Circle Tour '93-'94 |
|||||||||
| 1994年4月16日(土) 大阪城ホール スタンドG16列39番 佐野元春(Vocal/Guitars)， 長田進(Guitars)， 小野田清文(Bass)， 阿部吉剛(Piano)， 西本 明(Keyboards)， 古田たかし(Drums)， Melodie Sexton（Back Vocal）， Paula Johnson（Back Vocal） The Tokyo Be-Bop 石垣三十郎(Trumpet)， ボーン助谷(Trombone)， ダディ柴田(Saxophone) Set List 01 Night Life 02 アンジェリーナ 03 ガラスのジェネレーション 04 スターダスト・キッズ 05 Down Town Boy 06 Happy Man 07 Strange Days 08 New Age 09 Heart Beat 10 欲望 11 Tomorrow 12 新しいシャツ 13 The Circle 14 君を連れてゆく 15 Rain Girl 16 99 Blues 17 Individualists 18 Wild Hearts 19 Rock & Roll Night 20 約束の橋 21 Young Bloods 22 So Young 23 Someday 24 新しい航海 25 悲しきRadio〜メドレー Encore 26 君を探している(朝が来るまで) 27 Sweet 16 28 彼女はデリケート 29 Rainbow In My Soul ハートランドの解散は大阪城ホールに向かう途中で聞いた。しかし特に動揺することもなく冷静でいた。確かに青天の霹靂ではあったが、やがて訪れるであろう日が現実となっただけの話だった。僕は日常的に諦観を抱えたクールな人間となっていた。あるいは、若くて無知なだけだったのかもしれない。 大阪城ホールが嫌いだった。出来る限りこの場所を避けていた。The Circle Tourは1月6日、7日と、大阪フェスティバルホール公演があったが、チケットが取れなかったので、仕方なく大阪城ホールで、ということになった。アルバム『The Circle』は僕がかねてより思い描いていたサウンドがレコーディングされた作品だったので、ライヴを是非聴きに行きたかったのだ。 「新しいシャツ」で両手を上に挙げ、手首を左右に振る"ウェヘヘーイ"を一緒にやったり、アンコール前に始まったウェーブを楽しんだりした。ウェーブなんてこの時がはじめてだった。 |
|||||||||
Special Thanks To Napoleon Fish Days |