山下達郎 ■Original Albums and More ■竹内まりや 山下達郎 ■Live 山下達郎		「スプリンクラー / PLEASE LET ME WONDER」 オリジナル・リリース 1983/09/28 アルバム『メロディーズ』発売直後に製作してシングル・カットしたものです。発売当時は「夏男タツロー」らしくないと不評でしたが、詞・曲・演奏とも個人的にはとても気に入っている作品で、ライブでもたびたび取り上げています。歌に絡んで何か印象的な音が欲しくて選んだのがエレキ大正琴。沈んだ音色が曲調によく合いました。スタジオに転がっていた「太田裕美ライブ用素材テープ」の中の雨のSEが最高だったので、そのまま使わせてもらいました。蛇足ですが、私がイメージしたこの歌の舞台は、表参道と青山通りの交差点、地下鉄千代田線の入り口です。おヒマなら雨の日に行ってみて下さい。 (アルバム『TREASURES』山下達郎曲目解説より)
		「風の回廊(コリドー) / 潮騒(LIVE VERSION)」 オリジナル・リリース 1985/03/25 85年3月のシングルはホンダの新車インテグラのキャンペーン・ソングでした。この歌に出て来るような、過ぎ去った恋の中の現実とも幻影ともつかない女性像は、私の詞の重要なテーマのひとつです。この作品も毎度のことながら完成が遅れスケジュールが遅延した結果、エンジニアの吉田保氏が次の仕事でハワイに行ってしまい、生まれて初めて自分でミックス・ダウンをする羽目になりました。この曲は私にとって初めてのデジタル・レコーディングであり、同時に初めてコンピューター・ミュージックを導入した、レコード制作上の一大分岐点でもありました。'86年のアルバム『ポケット・ミュージック』収録。 (アルバム『TREASURES』山下達郎「風の回廊(コリドー)」曲目解説より)
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