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 Disc 1 01 戻っておいで・私の時間 02 グッドバイ・サマーブリーズ 03 ドリーム・オブ・ユー〜レモンライムの青い風〜[Single Version] 04 涙のワンサイデッド・ラヴ 05 September 06 不思議なピーチパイ 07 象牙海岸 08 五線紙 09 Morning Glory 10 僕の街へ 11 ボーイ・ハント（Where The Boys Are） 12 恋のひとこと（Something Stupid） 13 Never Cry Butterfly 14 Let It Be Me [Studio Version] Disc 2 01 リンダ 02 もう一度 03 マージービートで唄わせて 04 本気でオンリーユー（Let's Get Married） 05 プラスティック・ラヴ 06 恋の嵐 07 元気を出して 08 色・ホワイトブレンド 09 けんかをやめて 10 駅 11 Forever Friends 12 シングル・アゲイン 13 告白 14 マンハッタン・キス Disc 3 01 家に帰ろう（マイ・スイート・ホーム） 02 純愛ラプソディ 03 毎日がスペシャル 04 カムフラージュ 05 今夜はHearty Party [Single Mix] 06 天使のため息 07 すてきなホリデイ 08 真夜中のナイチンゲール 09 返信 10 みんなひとり 11 チャンスの前髪 12 うれしくてさみしい日（Your Wedding Day） 13 幸せのものさし 14 人生の扉 Bonus Disc 01 駅 02 人生の扉 03 元気を出して 04 不思議なピーチパイ 05 家に帰ろう（マイ・スイート・ホーム） 06 September 07 シングル・アゲイン 08 カムフラージュ 09 純愛ラプソディ 10 もう一度 |
Expressions ワーナー・ミュージック・ジャパン WPCL-10611/4 2008年10月1日リリース オリコン・チャート最高位1位 竹内まりやデビュー30周年記念のコンプリート・ベスト・アルバム。 RCA(今のBMG)からワーナー・ミュージック・ジャパンまでレーベルを越えて全42曲が収められている。 収録曲はCDショップとウェブで行われたファンによる収録曲リクエスト投票と本人の主観によって選ばれている。初CD音源は「ドリーム・オブ・ユー」のシングル・ヴァージョンと、「Let It Be Me」(ライヴ盤『Souvenir』収録)のスタジオ・ヴァージョン。 CD3枚組で全曲最新デジタル・リマスタリングが施され、全60ページ豪華ブックレットには本人による全42曲の曲目解説、山下達郎のライナー、天辰保文のライナーが付いている。 初回限定盤『Expressions(初回限定盤)』は値段据え置きのスペシャル4枚組、4面デジパック・ボックス仕様で、ボーナス・ディスクはファンによるリクエスト投票ベスト10のオリジナル・カラオケ集。 タイトルの"Expressions"は1994年のベスト・アルバム『Impressions』に呼応して「表現の数々」という意味合いで付けられた。 今回のコンプリート・ベストはDisc 1が「シンガー」、Disc 2が「ソングライター（セルフ・カヴァー作品）」、Disc 3が「シンガー・ソングライター」としての作品に分けられている。これは竹内まりやの音楽活動がその三形態に大別されるからだそうだ。 RCA時代の作品群を集めたDisc 1には『Longtime Favorites』以降のカヴァー曲も収録している。これについては賛否両論があるようだ。時系列から見てもかなり離れているので別々にしたほうがいいと思うのだが、アルバムのながれの中で聴くと変化があり楽しめる。竹内まりやの「シンガー」としての側面をクローズ・アップするには正解であったような気がする。しかし、残念ながら統一感は感じられない。ボーナス・トラック的なものと捉えるのがいいかもしれない。 ムーン・レーベルに移籍してからの作品群でも『Impressions』と選曲が重なってるということで批判があるようだ。「30周年記念のコンプリート・ベスト・アルバム」というテーマに沿えば選曲が重なってしまうのは仕方がないように思う。最新のデジタル・リマスタリングが施されているので『Impressions』より音はかなりよくなっている。サウンドに丸みがありふくよかな音になっていると思う。 自作自演のシンガー・ソングライターとしての活動に側面を当てたDisc 3が今回の目玉作品になるのだろう。山下達郎はライナーの中で竹内まりやの歌の中には「ひとが生きて行くことへの強い肯定」が常にこっそりと内包されていると言及している。『Expressions』の最後の曲「人生の扉」で竹内まりやは"ひとりひとり 愛する人たちのために 生きてゆきたいよ"と歌い、そして最終的に、人生に意味なんかないよというけれど、わたしは生きる価値をまだ信じているのよ、と歌う。それこそが山下達郎の言及した「生きることの肯定」を表現した部分なのだと思う。21世紀に入ってからの作品はそうした傾向が強くなってきているように感じる。 最後に山下達郎のファンから言わせてもらえばDisc 2、Disc 3は「山下達郎プロデュース」作品のベストともいえるわけで、その点からも楽しむことができる。 ●『Expressions(初回限定盤)』を購入する。 通常盤3枚組『Expressions』を購入する。 |
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