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山弦TOUR Vol.6 Island made 〜ライヴ幕の内"笑う角に松竹梅" |
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2004年6月22日(火) ミナミアメリカ村 BIG CAT 整理番号ぴあ72番 山弦 小倉博和(Guitar) 佐橋佳幸(Guitar) 有賀啓雄(Bass) 鎌田清(Drums) 昨年のライヴ・ツアー山弦の"熟年予備校"〜予習・復習シュラシュシュシュ〜で披露された新曲はその後に東京のスタジオでレコーディングされた。意外にもアルバム全曲を東京で録音したのははじめてのことだそうだ。ギターを手軽にスタジオへ持ち込めたので使用された弦楽器は15種類にものぼるという。そうして完成したニュー・アルバム『Island made』はテレビの音楽番組やバラエティ番組などとのタイアップもあり、山弦のアルバムではじめてチャートインした(最高位81位)。 今回は友人が整理番号一桁を手にしていて、先に入場し僕の分まで席を確保してくれたので、なんと最前列で観ることができた。佐橋コロちゃんの前なのでギターがよく見えた。いちばん多く使用したのはオメガで2本あった。ガット・ギターはヤイリだったみたい。ストラトキャスタも2本用意されていたが使用したのはフェンダーのボディがキャンディ・アップル色でローズネックのお馴染みのやつ。おぐちゃんのほうは新しいギターを多く用いていたようだった。ヤマハのサイレント・ギターも色違いで使っていた。なんか高そうなギターもあった。コロちゃんより多くのギターを弾いていたのが印象として残っている。 ステージはおぐちゃんが立って演奏、コロちゃんはいつものように椅子に座ってというスタイル。そしてステージの後方がアクリル板で仕切られ、そのアクリル板のむこうで有賀啓雄と鎌田清が演奏していた。僕の座席から見ると鎌田清はコロちゃんの真後ろだったので、ほとんど演奏している姿は見えなかったが、ドラムセットにはウィンドウ・チャイムやパーカッションもあった。有賀啓雄は5弦ベース、リッケンバッカのベースを手にしていた。今回はほとんど有賀啓雄と鎌田清をフィーチャーしたバンドでの演奏だった。 ライヴはあいだに約10分の休憩を挟む2部構成で、休憩のあいだは波の音のS.E.がながれていた。いつもの楽しいトーク、パネルのコーナーはなく、その代わり「島そだちのコーナー」が休憩明けにあった。山弦のふたりは沖縄の着物を着て登場し、竹富島の民謡「安里屋ユンタ」を三線(さんしん)で弾きながら歌った。三線を持ってくる山弦のギター・テクニシャンがひょっとこのお面をつけて登場するという小ネタもあった。まさか山弦さんのコスプレがあるとは思わなかった(笑)。 「クロマ王朝の悲劇」では運指がはっきり見えた。じっと見ていると気持ち悪くなるくらい指が弦のあいだを上下していた。とてもマネできない。「キジムナー」のエンディングは「good stuff」がリプライズされるが、そのまま「good stuff」になだれ込む展開で、ベース、ドラムのソロ回しもあり素晴らしいパフォーマンスを披露した。「sanba de gambo」ではおぐちゃんに促されてスタンディングに。アンコールの「little hope」ではコロちゃんが立ち上がってストラトキャスタを演奏した。身体に低音が直撃する音圧で"魂のジャム・セッション"を繰り広げ、久し振りにエレクトリックの封印を解いた山弦の姿に痺れた。 Set List 01 rise & shine (with/有賀啓雄+鎌田清) 02 go.go.jp (with/有賀啓雄+鎌田清) 03 島そだち / island made (with/有賀啓雄+鎌田清) 04 Key Largo (with/有賀啓雄+鎌田清) 05 春(SPRING) (with/有賀啓雄+鎌田清) 06 JOY RIDE (with/有賀啓雄+鎌田清) 休憩(10分) 07 安里屋ユンタ 08 クロマ王朝の悲劇(Chromatic Tragedy) 09 HARVEST 10 Trivia (with/有賀啓雄+鎌田清) 11 キジムナー / kijimuna oceanway (with/有賀啓雄+鎌田清) 12 good stuff (with/有賀啓雄+鎌田清) 13 sanba de gambo (with/有賀啓雄+鎌田清) 14 tell me something (with/有賀啓雄+鎌田清) 15 月星 / tsukihoshi (with/有賀啓雄+鎌田清) Encore 16 little hope (with/有賀啓雄+鎌田清) 17 花鳥風月 / beauties of nature 18 祇園の恋(GION) (with/有賀啓雄+鎌田清) 『Island made』を購入する。 |
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